ふたたびのデスチャ再結成話にラトーヤ乗り気?

その人気の高さゆえか、何度も繰り返されるデスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)再結成の噂だが、先日ニューヨークポスト紙が報じた再結成説が話題を呼んでいる。

先週ニューヨークポスト紙が報じたところによると、“Family Reunion”なるタイトルの再結成作の準備が進められており、早ければ今年10月からレコーディングが始まる予定なのだという。この背景には、彼女の所属するColumbia Recordsの重役がビヨンセの新作“4”のセールスについて危機感を覚えており、ビヨンセに別の新曲を作るためスタジオに戻るよう提案したものの断られてしまったという経緯があるという。ビヨンセはリード曲の“Run The World (Girls)”がBillboard Music Awardsなどで圧倒的なパフォーマンスを見せたもののBillboardチャートでは最高29位に留まり、すでに最新チャートで78位にまで下落中。次のシングルとなる“Best Thing I Never Had”もまだ3週目だが71位と伸び悩んでいる。

しかしケリー・ローランド(Kelly Rowland)は7月に新作を控えているため、これに乗り気ではないのだとか。もっともビヨンセの広報はすぐにこの話を否定、「まったくもって事実ではない」と完全否定をしているとニューヨークポスト紙は伝えている。なお、ミッシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)も現在、前作に続く‘ダンス・アルバム’を制作中で、1stシングルのミュージックビデオをスペインのイビザ島で撮影したことが報じられている。

ビヨンセ側がすぐに否定したものの、この再結成報道はやはりインパクトがあったのか、英Dairy Mirror紙はこれに便乗してビヨンセが出演するグラストンベリー音楽フェスにケリー、ミッシェルが登場するとブチあげた。結局、トリを務めたビヨンセのステージにケリーとミッシェルが姿を現すことはなかった。

これで噂は収束するものと思われたが、しかしここにきて、初代メンバーのラトーヤ(LeToya Luckett)がヒップホップ系音楽サイトのGlobalGrind.comに対し、再結成があるとするなら参加するかとの質問に、「もちろんよ。絶対にやるわ」と意欲を見せる返答をしており、ふたたび噂が加熱。まだまだデスチャ再結成話は尽きることがなさそうだ。